「スパッカナポリ」はナポリ歴史地区(ユネスコの世界遺産)にあります。ナポリの起源は紀元前470年頃にギリシアの植民都市として建設されたことにさかのぼります。当時の町の名前は新しい都市という意味でネアポリス(Neapolis)と呼ばれ、碁盤の目のように整然とした都市計画のもとに整備されていたと考えられています。 この歴史地区のナポリ旧市街(スペイン地区とも呼ばれている)にある サンタマリア・ディ・セッテドロリ教会から始まる細長い道が「スパッカナポリ」です。道を歩けば、たくさんの教会、歴史的建造物、細い路地が交差したこの地域は、ナポリ文化の象徴と言えるでしょう。大道芸人やバールにピッツア、お菓子にプレセーピオと、とにかく色々なお店があるので、歩くのが楽しくなります。 モンテサントは、道を進むにつれ賑やかになり、八百屋さんは呼び込み販売し、それに負けじと魚屋さんも声をあげて、お客さんを呼び込んでいます。これを見ると「さすがナポリだ!!!」と思うはずです。 また、教会では思わず息をのむほどの美しさに、目を見張ることでしょう。 スパッカナポリでは、頭上には洗濯物がはためき、細い路地裏を数人乗りでスクーターが走り抜けたりもします。そんな下町風情を楽しみながら、歴史ある教会を見学したり、ピッツェリアの名店を訪れたりしましょう!! |